4コマ1 4コマ2 4コマ3 4コマ4

ExcelのCopilotとは何か

Copilotは、Microsoftの道具に組み込まれているAIアシスタントです。Excelでは、表の整理や集計の手伝い、データの説明などを文章で頼めます。

今回、何が発表されたか

Microsoftの公式ブログによると、ExcelのCopilotに6月、いくつかの仕組みが加わりました。ひとつは、一般提供になったRules。ブック(Excelのファイル)の中に、表の構造や名前の付け方、数式の書き方の決めごとをシートとして置いておくと、その決めごとがファイルと一緒に付いて回ります。もうひとつはSkillsで、よく使う頼みごとの手順を登録して使い回せます。ただし、自分で作るカスタムのスキルは現時点ではWindowsとMacのInsidersチャネル向けで、Web・Windows・Macでの一般提供は翌月の予定です(財務向けのサンプルスキル集は提供中)。好みの答え方を覚えさせる設定も加わりました。

それはどういうことか

これまでは、AIに毎回「日付はこの形式で」「金額は税込で」と伝え直す必要がありました。それを、ファイル自体に書き置きしておける。新しく入った人に渡す作業メモを、AI向けに一枚書いておくようなものです。毎回の頼み方が短くなり、仕上がりのばらつきも減ります。

Rulesは、指示がファイルと一緒に移動するのが肝です。作った本人だけでなく、そのファイルを受け取った同僚がCopilotに作業を頼んでも、同じ指示が効きます。表の作り方が人によってばらける、という長年の悩みへのひとつの答えです。

これは何を意味しないか

Excelが全自動になる、という意味ではありません。指示に従って手伝う範囲が広がっただけで、集計の結果が正しいかを確かめるのは人の仕事のままです。また、この機能はMicrosoft 365 Copilotの利用者向けです。機能は順次の提供なので、あなたのExcelにまだ見当たらない場合もあります。導入時期は契約や更新の経路によって差が出ます。

明日できる小ささ

自分がExcel仕事で毎回人に注意している点をひとつ、文章にしてみてください。「日付は西暦で統一」のような一行です。それがそのまま、AIに書き置きする指示の第一号になります。

出典(一次情報):Copilot in Excel 発表(Microsoft公式)