Google Home Speakerとは何か
部屋に置いて、声で話しかけて使うスピーカーです。音楽をかけたり、天気を聞いたり、家電を操作したりできます。この種の道具は以前からありましたが、今回のものは、GoogleのAIであるGeminiを頭脳として組み込んで作られています。
今回、何が発表されたか
Googleの公式ブログによると、Geminiでの会話を前提に設計した新しいGoogle Home Speakerが発表されました。ひとつの文にふたつの頼みごとを入れても聞き分けられる、込み入った質問にも答えられる、といった点が特徴として挙げられています。
それはどういうことか
これまでの声の道具は、決まった言い方(電気を消して、タイマー三分)を覚えて使うものでした。AIが頭脳に入ると、言い方の自由度が上がります。「明日の朝は早いから、それに合わせて起こして」のような、人に頼むときの言葉に近づいていく。命令の暗記から、会話へ、という流れです。
発表によると、この製品は複数の頼みごとの同時処理に加えて、直前のやり取りを覚えていて続きの質問に答えられます。「さっきの曲は誰の?」が通じる方向です。価格は99.99ドルで、まずは米国などから販売が始まります。日本での扱いは、この記事の時点では案内されていません。
これは何を意味しないか
お店や事務所にすぐ必要になる、という話ではありません。まずは家庭向けの製品です。ただ、「機械には機械の言い方をしなければならない」という常識が崩れていく流れ自体は、仕事のAIにもそのまま来ています。パソコンが苦手な人ほど追い風になる変化です。
明日できる小ささ
スマホの音声アシスタントに、ふだんの話し言葉のままでひとつ頼んでみてください。通じても通じなくても、いまの機械がどこまで会話に近づいているか、肌で分かります。その距離感を知っておくことが、この先の道具選びの物差しになります。
出典(一次情報):Google Home Speaker 発表(Google公式)