AIを開いてはみたものの、白い入力欄を前に、何を打てばいいか分からない。そのまま閉じてしまった。よくあることです。AIは万能だと言われるほど、かえって何を頼んでいいか分からなくなる。だから、まず試してほしい具体的な十個を、用意しました。難しい頼み方は要りません。普通の言葉で大丈夫です。
仕事で、すぐ試せる十個
順番に試すだけで、AIが何をしてくれるか体でわかります。
- このメールに、丁寧な返事の下書きを作って
- この長い文章を、三行でまとめて
- 明日の打ち合わせの案内文を書いて
- この箇条書きを、報告書の文章にして
- お客さんへのお詫びの文を、下書きして
- この商品を紹介する一言を、五個考えて
- この日本語を、丁寧な英語にして
- 今日やることが多くて混乱している、整理を手伝って
- この写真のメモを、文字にして
- 会議で決まったことだけ、箇条書きにして
どれも、普段の言葉で頼んでいるだけです。特別な言い回しは使っていません。
うまくいかなくても、気にしない
返ってきた答えが的外れでも、それで失敗ではありません。「もっと短く」「もっとやわらかく」と言い直せばいい。AIは、何度でも付き合ってくれます。一発で完璧を求めず、会話するように直していく。これがコツです。
続けて頼んでいい
一つ頼んで答えが返ってきたら、そこで終わりにしなくていい。「それをもう少し短く」「最後に一言、感謝を足して」と、会話のように続けられます。AIは、前の話を覚えたまま付き合ってくれる。一往復で終わらせず、納得いくまで何度かやり取りする。そのほうが、ずっと良いものになります。
頼み方より、頼んでみること
うまい頼み方を勉強してから、と思うと、いつまでも始まりません。それより、まず頼んでみる。下手でも頼めば、何か返ってくる。その返事を見て、次はこう頼もうと分かる。頼みながら覚えるのが、いちばん速い道です。
明日できる小ささ
この十個から、ひとつだけ選んで試してみる。今日の仕事に近いものがいい。一個やってみれば、「次はこれを頼んでみよう」と自然に二個目が浮かびます。最初の十個から先の使い方は、AI研修・教室で一緒に広げていきます。