簡単にいうと
インターネット上のサービスに接続せず、自分のパソコンやサーバーの中だけで動かすAIのことです。質問した内容も渡した資料も、社外のネットワークに出ていきません。
誤解しがちなこと
「無料で高性能なAIが自社のものになる」と期待されがちです。実際の実力は動かす機械の性能に左右され、クラウドの最上位モデルより控えめなことがほとんどです。導入の手間と維持の面倒も、まるごと自社持ちになります。
詳しく説明すると
ローカルAIとは、インターネット越しのサービスを使わず、手元のパソコンやサーバーの中だけで動かすAIのことです。
ふだん使うChatGPTやClaudeのようなサービスは、入力した文章がネット越しに事業者のコンピュータへ送られ、そこで処理された答えが返ってくる仕組みです。これに対して、社外に出せない情報を扱いたい、通信のない環境でも使いたい、という要望に応える形で育ってきたのがローカルAIという選択肢です。多くの場合、公開されているオープンモデルを自分の機械に載せて動かします。
たとえるなら、外食と自炊です。外食は腕利きの厨房に任せられますが、食材を店へ持ち込むことになります。自炊は食材が家から一歩も出ない代わりに、味は台所の設備と自分の腕次第です。
実務で候補になるのは、図面、顧客名簿、健康情報のような、外部に送ること自体を避けたいデータの処理です。ただし検討の最初の一歩は、機械選びではなく「本当にローカルが要るのか」の見極めです。社外秘の扱いが心配という程度であれば、法人向けプランで入力を学習に使わせない設定にするだけで足りる場合が多く、そのほうが性能も手間も有利です。
注意点は維持の重さです。それなりの機械代と電気代がかかり、更新や不調の面倒を見る人も要ります。提案書に「ローカルだから安全」とあれば、何がどう安全になり、引き換えに性能と手間がどれだけ増えるのか、その両面が書かれているかを読んでください。片面だけの説明は、検討の材料が半分しかないのと同じです。
最初の一歩
まずは、お話を聞かせてください。
売り込みはしません。お話ししてみて合わないと感じたら、断ってください。
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