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運送・物流のAI活用

運送・物流で、AIにできること

運送業はいま、規制の波の中にいます。時間外労働の上限規制に続いて、2026年4月施行の改正物流関連法では、一定規模以上の荷主に物流効率化の計画づくりと報告が義務づけられました。荷主側が効率化を迫られるということは、運ぶ側にも「数字で示せる会社」が選ばれる時代が来るということです。

このページでは、公開されている実例を出どころ付きで紹介したうえで、その中の「トラック数台〜数十台の会社でも使える部分」がどこかを翻訳します。

出典 https://ai-revolution.co.jp/media/ai-in-logistics/

実例①

配車を、AIが組む


配車は、ベテランの頭の中で組まれる属人的な仕事の代表です。オプティマインドの自動配車クラウド「Loogia」は、配送先・車両・時間指定などの条件をAIが総合的に判断してルートを作る仕組みで、属人的な配車業務の自動化とドライバー不足対策に使われていると紹介されています。

出典: aidma-hd.jp

「AIは大手キャリアだけのもの」という認識はすでに過去のもので、SaaS型サービスの普及によりトラック10〜30台規模でも導入できる環境が整った、と業界向けの解説は指摘しています。月額10〜30万円の投資に対し、燃料費だけで月額40〜60万円の削減が見込めたケースもあると紹介されています。

出典: koromo.io

実例②

その前に。紙とFAXをやめるだけで


AI以前の話がひとつあります。FAXと電話が中心だった配車業務をデジタルの受発注・管理サービスに切り替えた運送会社では、配車業務の時間を約7割(1日約2時間相当)削減し、配車ミスや漏れも解消したと報告されています。高度なAIの前に、まず「データを電子にして見える状態にする」だけで大きく変わる、という順番の教訓です。

出典: tekural.com

実例③

倉庫の中を、ロボットと声が手伝う


日本通運は自律走行の搬送ロボットを導入し、2025年には音声AIを追加して、手を止めずに声でピッキング指示を受けられる仕組みにしたと紹介されています。倉庫の中の「歩く・探す・両手がふさがる」に、機械と声が入り始めています。

出典: tekural.com

実例④

そして、事務所の文章仕事。小さな会社ほどここから


①〜③はシステムと設備の話でした。いま一番手軽なのは、月々数千円の生成AIでできる事務所の文章仕事です。

運送業の事務所は、ドライバー経験者が慣れない文章仕事を兼務していることが多い場所です。書くのが苦手な人ほど、下書きをAIに出させる効果は大きくなります。

つくばの運送・物流に翻訳すると


つくば周辺は、常磐道と圏央道が交わる物流の結節点で、大型の物流施設の立地が続いています。つまり大手の拠点と、それを支える地場の中小運送が同じ圏内で動いている。ドライバーの取り合いも、荷主からの効率化要請も、これから強まる側の地域です。

順番のおすすめは、②→④→①です。まず紙とFAXの仕事を電子に移す(これはAI以前の宿題です)。並行して④の文章仕事を月数千円のAIに渡す。配車AIは、車両が10台を超えて配車が特定の人の頭に依存しているなら、検討する価値が出てきます。

そして、上の事例の数字はそれぞれの会社での報告値です。あなたの会社で同じ数字が出るとは、誰にも約束できません。約束する人がいたら、疑ってください。

よくある質問


Q. トラック5台の会社でも、AIは関係ありますか。

あります。ただし最初の出番は配車AIではなく、④の文章仕事と②の紙の電子化です。配車が一人の頭で回っているうちは、それを言葉と手順に残すことのほうが先に効きます。

Q. 配車システムは高いのでは。

月額制のSaaS型が主流になり、初期の負担は下がっています。ただ、契約の前に「自社の配車のどこに時間が消えているか」を確かめるのが先です。初回相談(無料)で一緒に順番を整理できます。

Q. ドライバーがデジタル化を嫌がりませんか。

入口を「入力を増やす」ではなく「書く手間を減らす」に置くのが肝心です。日報を声で済ませられるようにする、といった本人が楽になる変化から始めると、抵抗は小さくなります。

最初の一歩


事務所で今週、FAXと電話で受けた依頼が何件あったか数えてみてください。その件数と、転記に使った時間。それが、最初に手を付ける場所を教えてくれます。

最初の一歩

まずは、お話を聞かせてください。

売り込みはしません。お話ししてみて合わないと感じたら、断ってください。

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