← AI用語辞典
仕事と安全のことば

二段階認証

簡単にいうと


パスワードに加えて、スマートフォンへの確認コードなど二つ目の鍵をかける仕組みです。アカウントの乗っ取りを防ぐ、現時点で一番割の良い防御策です。

誤解しがちなこと


「面倒だから設定しない」の面倒は、初回設定の数分だけです。AIのアカウントには会話履歴という会社の情報が溜まっていくので、乗っ取られたときの被害はメール以上になりえます。

詳しく説明すると


二段階認証とは、パスワードに加えてもうひとつの確認を重ねてログインする仕組みのことです。パスワードを入れた後に、スマートフォンのアプリに表示される6桁の数字を求められる、あの手順です。

なぜ二つ重ねるのか。パスワードは「知っているもの」による鍵で、盗まれたり使い回しから漏れたりします。二段階目は「持っているもの」による鍵で、あなたのスマートフォンが手元にない限り突破できません。知識と持ち物、性質の違う鍵を二つ重ねることで、パスワードが漏れてもそれだけでは入られない、という守りになります。家の鍵とチェーンロックの関係です。

AIのアカウントでこれが特に大事な理由は、履歴にあります。AIとの会話履歴には、相談した経営の悩み、貼り付けた社内文書、顧客とのやり取りの下書きと、会社の中身が時系列で溜まっていきます。乗っ取られたときに持っていかれるのは、その全部です。メールの乗っ取りと同等以上の事故だと考えて、備える価値があります。

設定は各サービスのセキュリティ設定の画面からでき、初回の数分で終わります。方式は、認証アプリ(スマートフォンに入れる6桁数字のアプリ)が定番です。設定時に発行される復旧用コードは、スマートフォンを紛失したときの命綱なので、印刷するなどして本体とは別の場所に保管してください。

ひとつだけ、過信を防ぐ注意を。二段階認証は乗っ取りへの強力な守りですが、偽のログイン画面に自分で入力してしまう手口(フィッシング)には、確認コードごと騙し取られる場合があります。ログインは検索やメールのリンクからではなく、ブックマークした正規のページから。この習慣とセットで、守りは完成します。

関連語: 「アカウント」 「情報漏えい」 「アプリ版とブラウザ版」

最初の一歩

まずは、お話を聞かせてください。

売り込みはしません。お話ししてみて合わないと感じたら、断ってください。

無料で相談する

つくば対面/オンライン・無理な勧誘はしません