← AI用語辞典
導入と契約のことば

オンボーディング

簡単にいうと


新しく加わった人やお客様が、仕組みに慣れて一人前に使えるようになるまでの受け入れ支援のことです。ITの見積では「導入時の設定と使い方の立ち上げ支援」の意味で出てきます。

誤解しがちなこと


見積の「オンボーディング費用」は、中身が業者によってまちまちです。初期設定の代行なのか、社員向けの説明会なのか、期間中の質問対応なのか。同じ言葉でも含まれる作業と時間数が違うので、金額だけを他社と比べても意味がありません。

詳しく説明すると


オンボーディングとは、新しい利用者が道具や職場に慣れて、独り立ちして使えるようになるまでの受け入れ支援のことです。船に乗り込む、という英語が語源で、人事の世界では新入社員の受け入れ、ITの世界ではサービス導入時の立ち上げ支援を指します。

この工程が商品として切り出されている理由は、導入の失敗の多くがここで起きるからです。道具そのものの性能より、初期設定が現場に合っていない、最初の一週間で使い方が分からず放置された、という理由で使われなくなるサービスは少なくありません。だから提供側も、契約直後の期間に支援を厚くします。

たとえるなら、旅館に着いた直後の館内案内です。案内なしでも泊まれますが、大浴場の場所と夕食の時間を最初に知っているかどうかで、滞在の満足はずいぶん変わります。

実務での読み方は、中身の分解です。見積にオンボーディング費用とあれば、含まれる作業を名詞で確認します。初期設定はどこまで代行か。説明会は何回で、対象は誰か。質問対応は何か月までか。それを超えた支援は、時間いくらの別料金か。この分解ができると、他社見積との比較が初めて意味を持ちます。

AI導入の文脈では、もう一つ視点があります。AIの道具は、設定よりも「日々の仕事のどこで使うか」を各人が掴むまでが立ち上げです。操作説明会だけのオンボーディングと、実際の業務を持ち込んで一緒にやってみる伴走型では、定着のしかたが変わります。見積の行の名前が同じでも、中身のこの違いは値段の違いより効きます。

関連語: 「SaaS(サース)」 「法人向けプラン」 「アカウント」

最初の一歩

まずは、お話を聞かせてください。

売り込みはしません。お話ししてみて合わないと感じたら、断ってください。

無料で相談する

つくば対面/オンライン・無理な勧誘はしません