簡単にいうと
英語で「解決」のことです。IT業界では、製品やサービスを組み合わせて顧客の課題を解決する提案全体を指す売り文句として使われます。
誤解しがちなこと
ソリューションは商品名ではありません。「弊社のソリューション」と言われても、それが何の課題を、何の道具で、どう解決するのかは、まだ何も語られていません。立派な響きに中身の説明を先払いさせない読み方が要ります。
詳しく説明すると
ソリューションとは、英語で「解決」を意味する言葉で、IT業界では顧客の課題を解決するための製品・サービス・作業の組み合わせを指す売り文句として定着しています。
この言葉が多用される理由は、売る側の事情にあります。単品の道具として売ると価格の比較をされますが、「課題解決」として売れば、提案全体の価値で語れる。それ自体は悪いことではなく、道具だけ買っても課題は解決しない、という真実も含んでいます。問題は、この言葉が具体の説明を省く隠れ蓑としても便利に働いてしまうことです。
たとえるなら、薬局で「よく効く薬があります」とだけ言われている状態です。何の症状に、どの成分が、どう効くのか。それを聞かずに買う人はいないはずですが、提案書の世界では、症状の名前が出ないまま話が進むことが珍しくありません。
実務での読み方は、名詞を数えることです。「業務効率化ソリューションをご提案します」という一文に、あなたの会社の具体的な業務の名前、使う道具の名前、変わる数字の見込みが含まれているか。含まれていなければ、聞くことは三つです。うちのどの業務の話か。中身の道具は何か。導入後、何がどう変わったら成功と呼ぶのか。
この三問に具体で答える提案は、検討する価値があります。答えが再び「トータルでご支援します」の類いなら、まだ提案の前の挨拶の段階だと理解して、焦らず具体を待ってください。言葉の立派さと提案の質は、別々に測るものです。
最初の一歩
まずは、お話を聞かせてください。
売り込みはしません。お話ししてみて合わないと感じたら、断ってください。
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